青春18きっぷ旅 in 北海道⑦【後編】12/21 忘れ物を取り返しに《2》
こんにちは!
旭川night→半日大移動と濃ゆい2日間を経て最終日を迎えました。
午前6時に起床し、慌ててホテルを飛び出し朝イチで厚岸駅を出発。
ホームに着くとひときわ目立つルパン三世デザイン列車が。
モンキー・パンチ氏の故郷である浜中町を通ることからこうした粋な計らいがなされているのです。
この日は冬至。
岬でご来光、とはなりませんでしたが、車窓からこんな絶景を眺められるのは電車旅の醍醐味だと思います。
PCの待受にいかがでしょうか?
1時間半で目的地の根室へ到達。
3月には根室に向かうことすら叶わなかったので喜びもひとしおです。
せっかくここまで来たなら、先っぽまで行きたい。
バスに揺られ
如何にも昭和の産物という電話ボックスが我々を出迎え
まさに快晴。
国後島の爺爺岳(標高1,822m)がくっきり見えました。
本土最東端ということで到達証明書をゲット。
最北端の宗谷岬にも徒歩で到達したのですが、深夜0時前で残念ながら証明書をもらえず。
なんか1枚もらうと全部揃えたくなるものです。
バス降車から電車の出発まであまり時間が無いので、お土産を買いに駅前のショップへ入ると
プーチンカレンダー!?!?!?!?!?!?!?!?
「島を返せ!」という看板が街の至る所に置かれていてコレ売ってるのはさすがに草である。
逆の立場で喩えると、ロシアに菅義偉カレンダーが売ってるってことですよ。
きっとパンケーキ食ってるカットがあるに違いありません。
謎は深まるばかり。
誰が仕入れたのか。誰が買うのか。そしてプチンって誰なのか。
ちなみにセントフォースのA4カレンダーが2,530円です。尚更買う人おるんかね。
テイクアウトした「ニューモンブラン」のエスカロップを車内で頬張りながら、カレンダーの謎について考える。
悩むほどますます意味がわからなくなったので、今度根室に行ったらその真相に迫ってみたいところ。
ちなみにエスカロップとは何ぞやと言いますと、バターライスに薄切りのカツを乗せ、デミグラスソースをかけたものです。
小中学生の頃給食に出ていましたが、今の給食にも変わらず登場しているのでしょうか?
それにしても朝飯を抜いたはずなのにライスが想像以上に大量でお腹が苦しい。
再び厚岸駅へ。 あとは札幌に帰るだけなので本来降りる必要はなかったのですが
スヌードをホテルに忘れて根室に行ったのです( ̄◇ ̄;)
この忘れ物癖、もはや病気レベル。老後が思いやられます。
ホテルにスヌードを受け取りに行き、向かいの「一福」に入店。
一福セット(1,500円)
福めしに入るは、牡蠣、帆立、ホッキ、あさり、ツブ、イカ、昆布...
ついつい宝石箱や〜と言いたくなる。
それに蒸し牡蠣とカキフライ、あさり汁という、今年のジャパンカップを彷彿とさせる豪華な顔ぶれ。
貝を一つ一つ噛み締めるように味わう。
ご飯にも貝の出汁を存分に感じられ、いつまでも味わっていたいので逆にご飯が進まない。
スヌードをうっかりホテルに忘れたからこそ巡り合えた絶品。
ハプニングをいかにモノにできるかが、電車旅を楽しむカギです(何様だよ)
次の乗車まで時間があったので港まで散歩。
海って、良いな。
①
1日目
[札幌ターミナル 8:00 → 13:00 3条9丁目] 新旭川 14:06 → 15:34 風連 16:24 → 17:50 旭川
2日目
旭川 9:19 → 10:27 上川 11:10 → 12:41 遠軽 13:00 → 16:05 網走 16:17 → 19:50 東釧路 20:40 → 21:33 厚岸
3日目
厚岸 6:22 → 8:00 根室 [8:20 → 9:04 納沙布岬 9:55 → 10:39 根室] 11:03 → 12:30 厚岸 15:03 → 20:19 新札幌
新たな通過駅:25駅
合計距離:1,285.9km
これで、電車旅をスタートした3/9時点で”鉄路として”稼働していた路線は廃止になった札沼線を含めて完全制覇です。
俺のケツよく頑張った!!
ですが、
まだ終わりではありません。
大学時代にお世話になった、あの地域の路線が残っています。
来年4月に廃止が決まった、海沿いを走ってい”た”あの路線。これが最後に残ったのは何か運命的なものを感じます。
存分に楽しみ、ガッツリ金を落としにいきます。
それでは、よいお年を。