青春18きっぷ旅 in 北海道⑨【後編】3/12〜13 ナンバーワン
【前編】では北海道新幹線という夢のような乗り物を体験し、函館に到着したところまでお伝えしました。
この時点で16時半。
まだ太陽がこの高さ。
日没時間が段々遅くなるこの時期は好きです。
さて、この日のホテルはこちら。
んーたまらない
バッグを置いて、函館山へと向かいます
もうこの夕陽に照らされる山々と海だけで満足
至高
マジックアワー
あれ?夜景の写真は?
どうせ見飽きた光景だろうから載せませんw
夜景スポットってむしろ昼の方が楽しくないですか?
ぶっちゃけ夜になったらどこに何があるか分からなくなるでしょう。
(ロマンチストを全否定するようでごめんなさい(^^;))
その点、日中だと街の構造をじっくり見られる。
4年前の某ゼミ実習で函館山登山した時の写真。これを見て
「夜景は昼に見るのが一番!」と日本語的におかしな格言を心得たのです。
すっかり日も暮れ函館山を下り、名店「マサラカリス」で優勝
帯広でも旭川でも函館でもカレー、もうどうにも止まらない。
せっかくなのでベイエリアを散策していると
ライトアップされた坂に突然の花火が
どちらも期間限定のイベント。
ただ「光の万華鏡」は基坂に面する元町公園がメイン会場だったのに、コロナの影響で中止に。
観光客も大したいないし開催しても良かったんじゃ...
さて、先ほどのホテルですがどこだったかお分かりでしょうか?
正解は...ラビスタ函館ベイ
最上階に展望露天風呂があり函館ベイエリアを一望でき、温泉の種類も豊富です。
サウナは普段通うジムのそれより温度低め、水風呂はそんな冷たくない。
この日2万6000歩ぐらい歩いたらしくさすがに疲れており、風呂上がりすぐ寝落ちしました。
気づけば朝
戦場へと向かう
キッチンスペースにはビニールカーテンのパーテーション。
卓ごとにビニール手袋用の収納カップやマスクケースがありさすが一流ホテルという感染対策。
まだここまでは良かったんです
こう見れば豪勢に見えます。
けれども私の中ではどうしてもモヤモヤというか、違和感を拭えずにいられませんでした。
なぜか?
①全て小皿に取り分けられた状態
②ご飯、味噌汁も従業員が配膳
現に冬に利用したビュッフェはここまで小皿に分けられておらず自分で量を調節することができた。
ビュッフェは本来、好きなものを好きなだけ盛ることに楽しみがあるというのが持論としてあります。あるいは、一口サイズ以下に盛ってたくさんの品数を味わうとか。
それができないのはキツい。
③飛沫対策からかフタ付き
裏を返すと保温とか乾燥防止の効果があると思えば分かりますが、いちいち取ってる時間が勿体ない。それでいてフタを捨てるゴミ箱もないので余計にスペースもとる。
完全にクレーマーですね!
でも、”日本一美味しい朝食”という触れ込みですごく楽しみにしていただけに、正直期待外れというか...
どのホテルも朝食ビュッフェのメニュー数を減らしているとはいえ、いくらなんでも洋食パートが日ハムの選手層並みに薄くて残念。
ただスイーツはちょうどホワイトデー週ということで満足できるラインナップでした。
函館を離れ、駒ヶ岳がお目見え。
森駅
こういう景色の素晴らしさを、もっと色々な人たちに知ってほしい
自己満足ブログをダラダラ続ける理由がここにあります。
年季の入った列車に駅舎、海、山。
ただ何でもないように見えるけれど、この景色に独特なパワーを感じるといいますか。
北海道らしさが詰まった風景じゃないかと思います。
370余りの道内の駅で1番感動する駅です。
駅前の「雅茶一(がちゃぴん)」で森らいす(1,100円)をいただく。
これは美味しかった。
調べるとハヤシライスのハヤシ(林)から森ライスになったとか。本当か??
食べ過ぎでヒーヒー呻きながら、再び札幌を目指す長い旅へ
分離された車両を見て、あの悲劇を思い起こす
特急北斗に課金したのが懐かしい。
今回はちゃんと長万部行きに乗れました。
1日目(93.0km) 2,170円
札幌 12:52 → 13:12 星置 14:14 → 14:39 小樽 16:52 → 18:06 倶知安
2日目(401.7km) 10,590円
倶知安 6:24 → 7:59 長万部 8:32 → 11:05 新函館北斗 12:48 → 13:34 奥津軽いまべつ 14:15 → 14:48 木古内 15:19 → 16:22 函館
3日目(307.8km) 6,270円
函館 10:55 → 12:21 森 13:44 → 14:57 長万部 15:29 → 16:51 東室蘭 16:58 → 18:20 苫小牧 18:42 → 19:25 北広島 19:28 → 19:35 新札幌
総距離 802.5km
衝動的に始めた電車旅も遂に完結。
行く先々での良いところ、良くないところを感じることができて、多少は人生に豊かさが出たような気がします。
夏に旅したらどんな景色が見られるんだろう...
(続く?)