東京五輪マラソンコースを走ってみた件
こんにちは!
2020年8月9日。
本来なら東京五輪の男子マラソンがここ札幌で開催されるはずでしたが...ご存知の通り延期。
自分自身オンラインマラソンというものを9月に控えているとあって長めの距離を走りたいと感じていた中で思いついたのが
「五輪のマラソンコースを世界のエリートランナーの代わりに走る!」
多分8月9日でなければ無理にコースを走ろうとならなかったのですが、ランニングの神様に後ろ髪引っ張られるように大通公園へと参りました。
昼前ということで気温が徐々に上昇する時間帯にスタート。
ススキノ交差点ではニッカのおじさんがランナーを見守る。
幌平橋で豊平川を跨ぎ、コース最大の登り坂(と言っても200mぐらいですが)を抜けると平岸通に突入。
緩やかな下り坂が約2.5km続きついついオーバーペースになってしまいがちなので注意。
例のア◯◯ン跡地はファミマに様変わり。面影はなくなったが札幌市民の記憶には深く焼き付いている。
(ここでトンネルを通るかは未定ですが...)
創成トンネルは走っていて本当に心地いい。空気抵抗がなく道マラで最速ラップが出るのは基本この区間。
ただ外が暑いと地上に出て気温差でやられる可能性もあるので注意。
五輪コースと道マラコースの最大の違いが創成川通を使うこと。北3条〜24条までの約3kmを3度通る。
道マラ最大の難所・新川通を「何もない」とさんざん揶揄した東京方面の方々!創成川通は周りに神社やラウンドワンもあるから文句はないでしょう???
だいたい”何もない”のなにが悪い?人工物がないとダメなんですか?
それが北海道という土地の大きな特徴なんだから良いじゃないか。
話を戻しましょう。
第2のススキノこと北24条界隈。晴れていると手稲山が見えるそう。
激盛り中華料理店「宝来」がランナーを出迎えてくれます。
石山通に合流して北大馬術部や武蔵女子短期大学を過ぎると北海道大学へ。
北大構内だけでも7箇所の曲がり角がある。自分はあまりターンは苦にならないのだがエリートランナーは我々以上のスピードで走るから神経をより使いそう。
旧道庁赤レンガ、アカプラを抜けて最後の直線の駅前通りを大通公園に向かいラストスパート。
今回は試走ということで1周目の大回りコースのみとなりましたが、1周目がだいたい21kmちょいでGARMINでの計測ログと公式のコースがほぼ合っていて良かったです。
【感想】
・今夏のような気候だと逆にスタート時寒いかも
・コースは道路の補修がなされていて非常に走りやすそう
・北海道マラソンを経験したことがあればコースの土地勘も概ね分かる
・新川通を走るよりはいくらか精神的に楽
・創成川通は住所看板があるのでコース全体の位置を把握しやすい
・同じコースを3週するので飽き性のランナーには少し厳しい
ところで北海道マラソンが休止となった時の文面にこう書いてありました。
つまりこの五輪コースが北海道マラソンの新コースに定着する可能性があるといっても過言ではないでしょう。
ただ五輪コースより新川通を使った方が「試されてる感」あって好みかな(ドS
それはさておき、まだ収まるところを知らないコロナ禍において、「五輪なんてけしからん!」という意見が出るのはごく自然なことと思います。
ただ、棚ぼたでも札幌にマラソン・競歩がやってくると考えたら...
キプチョゲが、ファラーが、大迫が札幌の街を駆け抜けるところを生で観たくないですか?
あと国際映像に「宝来」が抜かれて世界の大食いが一斉に検索することを期待して、1年後を楽しみにします(^^)