(今更ですが)18きっぷ旅で感じたあれこれ
どうもWatappeです!
3/9にスタートした青春18きっぷの旅は約1ヶ月にわたる長ーい旅でした。今回はそのまとめ&番外編を紹介しようと思います。
コロナや大雪→大雨による線路の冠水被害で十数回もルート変更を余儀なくされましたが、これだけの路線に乗車できて良かったです!!
1.18きっぷ旅の概要
今回の旅程はこちら↓
(①はもう苦し紛れですがこれが最も理にかなってるんじゃないかなと思いまして...)
①単独維持困難シリーズ
(364.8km)
札幌 6:58 → 7:38 石狩当別 7:45 → 9:28 新十津川 10:00 → 11:17 北海道医療大学 11:29 → 12:15 札幌 12:28 → 13:37 苫小牧 14:32 → 15:02 鵡川 15:11 → 15:41 苫小牧 15:48 → 16:08 南千歳 16:24 → 16:27 新千歳空港 16:30 → 17:06 札幌
②北のおへそシリーズ
(318.1km)
白石 6:08 → 8:54 旭川 9:38 → 10:57 富良野 12:53 → 13:57 滝川 14:45 → 15:24 岩見沢 15:35 → 16:11 白石
③道南シリーズ
1日目(286.3km)
札幌 9:40 → 10:25 小樽 10:53 → 12:10 倶知安 12:35 → 14:07 長万部 16:15 → 19:20 函館
2日目(372.1km)
函館 8:18→ 9:08 大沼公園 11:44 → 12:21 森 14:40 → 15:21 長万部 15:24 → 16:53 東室蘭 17:12 → 17:24 室蘭 17:40 → 17:53 東室蘭 18:04 → 19:22 苫小牧 19:54 → 21:20 岩見沢 21:44 → 22:19 白石
④道東シリーズ
1日目(386.1km)
白石 7:07 → 8:36 滝川 9:42 → 12:00 東鹿越 [12:05 → 13:13 新得] 14:35 → 20:06 釧路
2日目(435.9km)
釧路 5:35 → 6:21 厚岸 6:40 → 7:36 釧路 10:11 → 13:19 帯広 14:40 → 15:40 新得 15:55 → 16:52 新夕張 18:42 → 19:39 南千歳 19:45 → 20:19 札幌
⑤道北・オホーツクシリーズ
1日目(390.4km)
白石 6:08 → 8:54 旭川 11:30 → 12:43 風連 14:01 → 14:09 名寄 14:55 → 19:51 稚内
2日目(534.4km)
稚内 5:20 → 8:47 名寄 10:59 → 12:48 旭川 14:40 → 18:08 北見 19:03 → 21:00 知床斜里
3日目(406.0km)
知床斜里 7:28 → 8:17 網走 8:44 → 9:48 北見 10:29→ 13:50 旭川 16:12 → 17:54 岩見沢 18:05 → 18:40 白石
⑥日本海シリーズ
(301.8km)
白石 6:08 → 8:02 深川 11:10 → 12:07 留萌 [12:35 → 13:07 増毛役場前 → 留萌駅前 16:15 → 16:55 鬼鹿港町3区 17:53 → 18:34 留萌駅前] 20:20 → 21:16 深川 21:20 → 22:18 岩見沢 22:34 → 23:09 白石
通過した駅の数:354駅
合計距離:3,795.9km
費用(宿泊・食事代込み):55,621円
2.お気に入りフォト選
いろいろな景色やグルメ、人と出会い、多くの写真をアップしてきました。
そこでまだ取り上げきれなかったもので気に入っているものを数枚ご紹介します。
〈1〉北舟岡駅(伊達市・函館本線)
ちょうど夕方だったこともあってめちゃくちゃロマンチックな景色を見ることができました。跨線橋からの眺めも綺麗だそうで今度行ってみたい。
今回訪れた駅の中で、眺めの良さで選ぶなら森駅が断トツのツートップ。
〈2〉釧路の炉端居酒屋
「泉屋」の向かい、ススキノでもこんな阪神推しの店は見たことない。334円のメニューとかありそう(な阪関無)
〈3〉「もち米の里☆なよろ」でお気に入りのソフト大福
道北シリーズの3日間で16個食べました。本当はゴマ味を載せる予定だったのが、中身の写真を撮り忘れたのでこの3つ。
旭川のラーメン屋に置き忘れたのは黒豆・よもぎ・ハスカップ。今度必ず買いに行きます。
3.JR北海道を満喫しての感想
ここからは生まれてからJRと無縁の人生を送り、学生の終末期に突然鉄道にハマった若造の生意気な感想・意見・要望です。
〈1〉新たな一人旅
2月初めまではJRで旅をするプランは全くありませんでした。コロナによって色々と狂わされている一方、コロナが世界的に流行したことで電車旅が実現したとも言えます。
車のドライブ→運転する時の爽快感はあるが景色に気を取られると下手すりゃ事故ります。
自転車→自然を全身に感じてこれまた爽快だがトレーラーが横を通ると怖いし当然疲れます。
電車→座りっぱなしはキツいけれど運転は車掌さんがして頂けるので景色をのんびり楽しめます。時間に追われない分、訪れる町の素晴らしい点や問題点に向き合えたのはプラスになりました。
体力面に絶対の自信がある筆者としてはJR旅は非常に新鮮で充実した。逆にこの手段を今まで経験しなかったことを後悔しています(T_T)
〈2〉単独維持困難路線の行く先
留萌線、宗谷線、根室本線...。廃止を検討されている路線はほとんど1両編成に乗客2、3人がザラでした。
乗り心地が良いと思う反面、「この電車は地域住民に必要とされているのか?」と率直に感じたのも事実。
ここからはあくまで一個人の意見です。
これからの北海道の鉄道に対してこう感じました↓
極めて利用者の少ない無人駅の廃止はやむ無し、ただし路線そのものの廃止は安易にしてはならない
354もの駅を通れば「こんな場所から乗る人いないっしょw」と思える駅はぶっちゃけありました。
JR北海道の経営を圧迫している一因に冬の除雪があります。どんなに利用されていない駅でも駅なので職員さんが整備をする。廃駅にすれば少しでも負担が減るのでその点は理解できます。
ただ、怖いのはコロナの影響で一気に廃線にまで持っていきかねないんじゃないかということ。
JR北の状況が危機的なのはよく分かります。今回の18きっぷ旅にしても通常の運賃なら約7万円以上かかるところを24,100円で済んだことに段々申し訳なさを覚えたほどです。
バス転換をむしろすべきという路線は存在するが、バスはバスで運転手不足の問題が慢性化していたりと決して安泰ではない。それに貨物輸送の観点からも鉄道の需要はまだ見限れないはず。
高速道路網が発達して物流が良くなっているとは言え、バカ広い北海道の運送業を車のみでカバーするのは無理があるでしょう。
今後コロナがどうなるのか、JRの経営状況がどうなるのか予想もつきません。ただ一つ、コロナを口実に簡単に廃線に走るような"ビジョンなき企業"じゃないことを祈っています...
〈3〉思い立ったが吉日
最初の目的地となった札沼線の新十津川駅。本来は5/6が最終運行だったところ、コロナの影響により4/17に前倒して突然運行を終えました。
前日夜のリリースだったことから寝耳に水の鉄道ファンも多かったことでしょう。しかし混雑によるリスクを考えれば仕方なかったのかと思います。
何事も最期はいつ訪れるか分からない。だからこそ行きたい場所、やりたい事、会いたい人(動物)、食べたい物があるならすぐ行動する、これが如何に大事かを改めて実感。
残すはあと26駅、折角ここまできているなら完乗したい、いやしなければならない。けれどいつ駅が終わりを迎えるか全く分からない。それまではなんとか存続してくれと願うばかりです。
行く機会ができた時にはすかさず行きます。
そして、毎度取り留めのない駄文をアップしてさぞ読み辛かったことでしょう(笑)それでも読んで頂いて「行ってみようかな」と感じる場所があったのならとても嬉しいです。
第2弾がスタートした暁には再びこのブログやSNSでも発信していければと思います。それまでどうかお元気で(^^)
[完]