青春18きっぷ旅 in 北海道③[後編] 3/14 ワンマン電車の罠
こんばんは!
引き続き道南シリーズの後編は青く澄み切った空の下スタート。
函館朝市。ニュースでもやってましたが本当に人がいない・・・
五稜郭を抜けると常にこういう山脈が見えます。
これは田畑ではなく小沼です。そう、大沼国定公園の一部。
大沼公園駅で下車
大沼といえばやっぱりこれでしょう。
雪をかぶっている分3年前の春に見た時よりも見栄えが良かったです。
鳥さん
天気もよく素晴らしい冬の大沼を満喫できました。
この日は大沼から森までが前日と違って内陸ルートとなっており駒ヶ岳をより近くから望むことができました。
そう言えば大沼も森も2000年代の西武のリリーフ陣にいましたね
森駅の連絡階段から1枚。年賀状に使えそう
「太田屋」という食堂で有名な汁入り焼きそば(600円)。しっかり麺に味が染み込んでおり具沢山で満足でした。
一息ついてここから長万部に向かおうとした時、思わぬ悲劇が。
13:44発の普通列車に乗(ったつもりにな)りその時を待っていたら、定刻になっても動かない。特急の通過を待っているのかな?と思って振り向いた瞬間・・・
長万部行きの電車はすでに駅を発っていた、、、
何が起こったかというと、1両のワンマン電車が隣り合わせで停まっており、2両編成と勘違いしたのでした。
私が乗ったのは長万部行ではなく函館行...。そもそもなぜ奥の車両に乗り込んだのか自分でも分からない。
追いつかないと室蘭本線に乗れないので特急に乗ることに。
想定外な2,640円の課金。しかし、コロナの影響で利用者数が昨年同時期と比べ最大75%減と苦しいJR北海道さんにお布施したと思えばいいでしょうか笑
特急"北斗"。この日ダイヤ改正が行われ"スーパー"の名が取れた。取る意味あるんかな?
山と山に挟まれた"秘境駅"小幌駅。日中はともかく夜にここで取り残されたらヤバそう。
駅を出て15秒ほどですぐ次のトンネルに突入。
"第2の故郷"室蘭の夜景で有名な新日石をはじめとする工場地帯。近年製造ストップなどで周辺地域の人口移動が顕著になっている。
私の祖父母が住む白鳥台はかつてベッドタウンとして栄えるも近年は高齢化・人口減に加えスーパーも撤退。市街地から約6kmと車が必須で、この先買い物難民が増えることは間違いなく今後がとても心配。2019年4月に再選された市長がコンパクトシティ化を推進しているのが余計に不安を掻き立てる。
東室蘭駅。実に11年ぶりの利用
意外にも室蘭駅を使うのは初めて。かつて長崎屋だったところがアークスに変わっていて時代の流れを感じる。
(中島店も閉店になって全面ドンキホーテにリニューアルされるとのことで寂しいです)
ウポポイ駅
苫小牧で室蘭線に乗り換え
スターホース量産地・安平
岩見沢駅、立派な造りの割に中がスッカスカなのが残念。
(4日目)
函館 8:18→ 9:08 大沼公園(沼の家) 11:44 → 12:21 森 14:40 → 15:21 長万部 15:24 → 16:53 東室蘭 17:12 → 17:24 室蘭 17:40 → 17:53 東室蘭 18:04 → 19:22 苫小牧 19:54 → 21:20 岩見沢 21:44 → 22:19 白石
新たな通過駅:47駅
合計距離:372.1km
好天に恵まれ大沼公園や駒ヶ岳、室蘭の工業地帯は非常に見応えあるものでした。森でワンマン列車に置いていかれた時は終わったと思ったけど命拾いしてホッとしました(^^;;
これで道南ルートは完走。しかし旅はここから本番、雪が降れば運休も待ったなしの道北・道東方面です。まず釧網線と花咲線は早く復旧してくれ!
(④へ続く)