青春18きっぷ旅 in 北海道⑤[前編] 3/26〜27 最果ての地

 

 

どうもWatappeです。

 

 

18きっぷ旅も終盤戦に入って参りました。いよいよ鬼門の宗谷本線が今回の舞台。

 

 

 

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7〜9日目のルート

 

既に通ったルートは黒く塗りつぶしているのですが、こう見ると南に東にと結構回ったな〜と我ながら感慨深いです。

 

 

 

前日は大学卒業の集まりでお酒を飲んだこともあり最悪の寝起き。とりあえず旭川まで3時間寝ることにしたもののベッド(ベッドとは言っていない)が硬すぎて眠れず。

 

 

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旭川から宗谷本線に乗り換えて北上。

 

 

風連駅で下車し向かった先は「もち米の里☆なよろ」。

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このソフト大福というのがものすごい種類の味で、見ているだけでも楽しくなります。

 

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残念ながら下の2つはキムチが廃盤、アスパラは旬でないことからありませんでした。アスパラはちょっと気になる。

その穴を埋めるように、チョコレート・とちおとめいちご・コーヒーがあって合計19種類。

 

 

 

 

 

 

 

 

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全部購入。合計4000kcal超えという大福たちを3日間で攻略するというミッションを自分に課しました。

 

 

 

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名寄から先は私とダンディなオジ様と20代前半ぐらいの女性の3人。

 

 

オジ様が美深駅で降り乗客は2人。

 

 

※漫画なら何かが起こりそうな流れですが特に何も起きません

 

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蕎麦で有名な音威子府駅で1時間も待つことに。そこまで待たされる理由をご存知の方がいらっしゃればご一報ください。こんな待たなければ宗谷岬徒歩チャレンジしなくてよかったのに

 

 

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かつて音威子府からは天北線という路線が出ていました。その展示物が駅構内にあって楽しめるものとなっています。

 

 

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それに音威子府といえば黒い蕎麦が有名。駅そばとして知名度の高い「常盤軒」は昼間の営業なので札幌から行く場合は特急の利用が不可欠。

 

 

 

 

展示コーナーに戻ると寄せ書きノートがあったのでパラパラ読んでいると、この日3/26に"新潟から来た○歳(個人情報保護のため非公開)学生です。明日青春18きっぷ稚内からスタートします"との記述。もしや・・・。

 

 

 

 

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宗谷本線は途中から天塩川と並行するのですが、思っていた以上に長く広い。

 

 

 

 

 日もすっかり暮れ、座りっぱなしの疲れが溜まってきた中

 

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札幌を発って14時間弱、ついに日本最北端の駅・稚内駅に到着。

 

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札幌と北緯が2度違うってだけですごい所に来てしまったんだなとしみじみ。

 

 

 

 

 

 

 

稚内で何をしたかはこの記事に全てが集約されています↓

wkchicken4.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

翌朝5:20の始発で滞在時間わずか9時間で稚内とお別れ。

 

 

乗客は私と、昨日も同じ列車に乗っていた女性。

そう、彼女こそ新潟から来た学生だったのです。

 

 

持ち物や見た目からすると鉄ヲタ要素がほとんどなかったのですが、名寄から鈍行で稚内に向かう人の属性は自ずと限られてくるのでもしかして...とは思っていました。

 

 

あの旅行系youtuberスー○さんですらスタート地の稚内には飛行機で乗り込んでいるほどだし、ぶっちゃけ電車で道央圏からJRで稚内に行くのは時間効率が悪いだけに凄いと感心させられるばかり。

 

 

 

自分が名寄で遅めに出発する普通列車に切り換えたのでここでお別れ。無事に西大山(枕崎)まで辿り着けるよう頑張って欲しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの他人なのに応援しているのは冷静に考えて怖いですね。何かあったんですかね()

 

 

(⑤[後編]へ続く)

 

 

 

稚内駅から宗谷岬まて徒歩で行ってみた

 

どうもWatappeです。

 

 

 

 

 

今まさに道北シリーズの真っ最中ですが、前回の投稿で述べた"あること"を実際にやってきました。

 

 

 

 

 

 

4年間の大学生活で特に頑張ったのは言うまでもなくマラソンです。プチ自慢ですけど100kmマラソンも完走しました。

今もジムに行けないながらも週2ぐらいでランニングしていますが、ここ最近の暴食がたたって体重が激増していて、そろそろ真面目に走らないとマズイなと感じつつありました。

 

 

 

そのタイミングで18きっぷの道北シリーズで稚内に行くこととなり、頭が狂ってこのようなことを考え出したのです。

 

 

 

 

 

「歩いて宗谷岬行けそうな気がするな」

 

 

 

 

 

どこからそんな自信が湧いたのか当時の自分に聞いてみたいぐらい笑

 

 

 

 

 

同じ研究室であったり限界ドライブ好きの友人らが端っこの岬にちょくちょく行っているのを見て段々と宗谷岬への行きたさが増していました。しかし、車移動でないことによる大きな障害があり悩んでいました。

 

稚内駅から宗谷岬へ向かうバスは1日に4本走っていて、駅からの最終便は19:30発。普通列車稚内駅到着が19:51。つまり18きっぷのみで札幌から稚内に向かってその日のうちに宗谷岬に向かうには

①タクシー②ヒッチハイク③徒歩

この3つしかありません。

 

タクシーだと1万円以上もかかるので全く合理的ではありません。ヒッチハイクはすぐやろうと思ってもできません。

ということで徒歩で行くしかありませんでした。

 

 

ちなみに稚内駅からの距離は

 

 

 

 

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31km

 

 

 

 

札幌駅から定山渓温泉までと大体同じ距離。バス移動でも遠く感じるのに徒歩だとどうなることやら。

 

 

 

 

本当は稚内に2日目の夜まで滞在する予定だったのが、コロナや釧網線&花咲線不通でルートを再編して日が昇らない9時間程しか居られなくなってしまいました。

2日目の朝に宗谷岬行って昼はデノーズのどデカいハンバーグを食べる完璧なプランもおジャン。

 

 

それでも宗谷岬を諦めきれなかった私は歩いて行くことを決意したのです。駅近くのノシャップ岬でもよかったんじゃない?って声も聞こえそうだけどそれはまた違う。

 

やっぱり自力で日本最東端の地へ踏み入れたらすごい達成感だろうなと思ったのが一番。マラソンもそうですが苦しみの末の達成感は一度味わうと病みつきになってしまう。こういうのを世間一般ではドMと言うのでしょう。

 

 

 

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可能な限り脚を温存させたいのでまずは行けるところまでバス移動、駅から約8km離れた声問で下車しスタート。

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街灯も次第になくなり本当に見えない。

気温以上に冷たい海風が身体を突き刺し、青看板が見えたところで岬まで20kmもあると知って絶望

 

 

 

いつものランニングと大きく違う点はリュックを背負っていること。途中の栄養補給用に大福(詳細は次編で)を持つなど結構な重りを抱えていたので全然前に進めない。

 

 

ラソン大会の出場を重ねる中で一番思ったのは、楽しようとゆっくり走るのが一番辛いということ。ゆっくり走ればフィニッシュまでの時間は延び、「なぜ自分は走っているのか」とまで考え出してしまう。自分も最初はそんな感じでした。

しかしマラソンでこんな事を考えた時点でアウトです。

 

 

 

本当ならもっと早く走れるはずなのに身体が動かない...。でも後戻りできないし助けもいない。

 

 

 

 

 

 

 

ただただ前に進むこと2時間半・・・

 

 

 

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ついに到着。誰もいなかったので「っしゃあああああああ」と思わず叫びました。きっと向こうのサハリンまで届いたことでしょう。

 

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間宮林蔵像もお出迎え。

 

本当は昼に景色を見たかったけれど、ここに行くことが何よりの憧れだったので次に楽しみにしておきます。

 

 

 

 

正直帰りのことはほとんど覚えていません、ヒッチハイクしようとしたけどヒヨってやめたぐらいしか。

真っ暗で歩道がうっすら見える程度の区間はたくさんあったし、脳が睡眠を欲しているのが自分でも認識していたし、極めつけには走馬灯が駆け巡るような心地すらしました。まさに命がけ。

 

 

前日の卒業式(※中止)後の集まりで同期に「100日後に死ぬな」と冗談半分本気半分で言ったけど自分が100日後どころか今日死ぬんじゃないのかなとも思いましたw

 

 

稚内駅に着く頃には空が青くなっていました。

結局行き帰りで約60km。宮古島の100kmよりキツかった。

身体も全身バッキバキ。

 

 

 

結論を言うと、宗谷岬までは車で行きましょう。

 

 

 

歩くなら死ぬ覚悟で行ってくださいね(^^)

 

 

青春18きっぷ旅 in 北海道④[後編] 3/23 幻

 

おはようございます!

 

前日はシカのイタズラにめげずスパカツを食べることができましたが、昨日の今日でまたシカにやられそうな予感しかしませんでした、、、

 

 

さて、この日は厚岸まで足を伸ばしてから釧路に戻り、石勝線経由で札幌へ帰るというルート。

 

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この快速列車を逃すと1日で厚岸から札幌に帰れないと知り起床は4時半。牧場関係者かな?

 

 

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40分ほどで到着。謎CMで有名なコンキリエは駅からすぐの高台にあります↓

 


何度見ても草

 

 

 

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厚岸駅の鉄橋から。本当ならさらに先の根室まで行くはずだったのに、この前の大雨で花咲線釧網線が冠水被害を受けて今でも復旧せず(2020/3/24現在)。

すなわち北海道一周の夢が絶たれました。自然には抗えないのは百も承知ですが、何ともやりきれない思いでいっぱいです。

 

 

「これが"試される大地"か」

 

 

と痛感する瞬間でした。

 

 

 

 

 

そんな無念を胸に釧路へ戻る途中、突然急ブレーキがかけられた。まさか・・・

 

 

 

 

 

 

 

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ま た お 前 か

 

 

 

 

 

邪魔しといてどのツラ下げてんだカメラ目線やめんかい。

 

 

 

 

 

 

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帯広駅。

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はげ天で豚丼(1.000円)。ご飯が普通盛りでも茶碗2杯分あったので糖質制限したい人は少なめに頼むのをお勧めします。

 

 

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スーパーおおぞら改おおぞら。新得新夕張間は普通列車が走っていないのでこの区間だけ特急に乗車できる。

 

石勝線経由の特急に乗るのは中学校の修学旅行以来。この直前にトンネル付近で火災事故があって車両にブルーシートがかかっていた記憶が残っている。

 

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線路が新得を出てものすごいカーブを描くので新得市街を見下ろせる。

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新夕張駅。立入禁止の3,4番ホームは2019年に廃止になった夕張支線で使われていたんだなーとしみじみ。

駅を降りるとすぐ国道274号ですが、道の駅が定休日だったためか余計に閑散として寂しさもひとしお。



 (5〜6日目)

釧路 5:35 → 6:21 厚岸 7:08 → 8:04 釧路 10:11 → 13:19 帯広 14:40 → 15:40 新得 15:55 → 16:52 新夕張 18:42 → 19:39 南千歳 19:45 → 20:19 札幌

新たな通過駅:44駅

合計距離:435.9km

 

 

 

自然に翻弄された道東シリーズも終わり、いよいよ北の方面へ戦いを挑むことなります。

 

また食べ過ぎで弛んだ自分の体にムチを入れる意味で、あることにチャレンジしようと考えています。ブログを検索してもヒットしないのでかなり希少価値高いんじゃないかなと思います。まずやれるだけのコンディションに持って行かなくては...!

 

(⑤[前編]に続く)





 

青春18きっぷ旅 in 北海道④[前編] 3/22 スパカツを阻む鹿

 

どうもWatappeです。

 

 

新しい記事をアップし次第twitterに載せてはいるんですけど、効果はあるのでしょうか?ブログなんて自己満の世界だし金稼ぎでやってる訳でもないのでそこまで気にしていませんが。

一方で、こんな景色や食べ物があるんだと知ってもらえているならそれは嬉しいですし、なるべくそういうモノを取り上げたいなと思うのでご愛顧のほどよろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

さて青春18きっぷ旅もいよいよ後半戦。ここからはむしろ自然との戦いといって良さそうです。

 

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5〜6日目のルート

今回の舞台は道東。

実はこのルートは不本意なものでして...詳細は後ほど(12日ぶり2度目)。

 

 

 

まず白石から滝川で根室本線に乗り換え富良野へ。

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青空が広がり山々が非常にくっきり見えていました。

 

2016年夏の台風で南富良野町をはじめ十勝地方にも甚大な被害が出ました。この影響で根室本線の東鹿越〜新得間は斜面崩壊や土砂流入等で不通となり、現在でも復旧の見通しは立っていません。

東鹿越だけでなく富良野からも新得までの代行バスが運行しており、そこに乗れば18時ぐらいに釧路に到着できたのですが、あえて東鹿越まで電車で行くことにしました。

 

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東鹿越で代行バスに乗り換え。そもそもあえて列車で東鹿越まで行く人ったら沿線の住民と、そうでなければ鉄道ファンぐらい。つまり俺も鉄道ファン(?)

 

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幾寅駅は高倉健さん主演「鉄道員」のロケ地らしい。鉄道員で思い出すのはヨーロッパリベンジの帰りに映画観て号泣する大泉さん

 

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新得駅新得といえば蕎麦ですが、そば通じゃないので何が特に美味しいとか正直分かりません笑

 

ここから帯広を経て釧路まで、途中の待ち合わせ時間を含めると5時間半も列車内にいるという苦行の始まり。

以前サッカーの応援後に磐田→府中と電車で5時間移動したので大丈夫だろと謎の自信が芽生える。

 

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浦幌のパチンコ店。一番消えてはいけない文字が消えてるよ・・・

 

 

 

 

 

その次の厚内駅を出て間もなく、凍りつくアナウンスが。

 

 

 

 

 

 

 

「只今、シカに衝突した模様です。安全確認のためお待ちください」

 

 

 

((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

どうやら海側から侵入してきたらしい。根室本線でシカと衝突することはままあるらしいが、まだ山間部でないのに珍しい、と車掌さんともう1人の地元民は言う。

 

車掌さんがサーチライトで照らしていると、シカが生きているという。一体どうやって線路と列車の間に挟まったのか???

さらに車両を見回しているうちに脱出して逃げたらしい。とんだ迷惑野郎だ。

 

 

 

おかげでこの旅のメインであるスパカツに暗雲が立ち込めた。20:30ラストオーダーのところ20:06釧路着とそもそもギリギリだったが、シカが邪魔したせいで釧路駅からダッシュしなくてはいけなくなった。

 

 

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20:21釧路着。走る。多分1km4分を切るペースだった(例えが悪い)

 

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何とかセーフ。ラストオーダー間近でも若者中心にまあまあ埋まっている。

 

スパカツ発祥の地「泉屋」のスパカツ(1,150円)。

鉄板に敷き詰められているので少し食べづらいが飛び散る油に気をつけながら食べる。アッツアツ。昼は蕎麦のみと空かした胃袋にカロリーの塊を間髪入れずぶち込んでいく。

意外にも15分ほどで平らげたが大盛り(+300円)にしたらえげつないことになりそう。ご馳走様でした。

 

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天気予報でよく映る幣舞橋を眺めて終了。

 

 

というわけで、てんやわんやしながら何とかスパカツにありつけたのでホッとしました。もし泉屋に入れなかったら冗談抜きに「Youは何しに釧路へ?」でした。

 

(④[後編]に続く)

 

 

青春18きっぷ旅 in 北海道③[後編] 3/14 ワンマン電車の罠

 

こんばんは!

 

 

引き続き道南シリーズの後編は青く澄み切った空の下スタート。

 

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函館朝市。ニュースでもやってましたが本当に人がいない・・・

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朝市の少し外れにある「ふれあいイカ市場」より函館山を眺める

 

五稜郭を抜けると常にこういう山脈が見えます。

 

 

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これは田畑ではなく小沼です。そう、大沼国定公園の一部。

 

 

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大沼公園駅で下車

 

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大沼といえばやっぱりこれでしょう。

 

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雪をかぶっている分3年前の春に見た時よりも見栄えが良かったです。

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鳥さん

 

天気もよく素晴らしい冬の大沼を満喫できました。


 

この日は大沼から森までが前日と違って内陸ルートとなっており駒ヶ岳をより近くから望むことができました。

そう言えば大沼も森も2000年代の西武のリリーフ陣にいましたね

 

 

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森駅の連絡階段から1枚。年賀状に使えそう

 

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「太田屋」という食堂で有名な汁入り焼きそば(600円)。しっかり麺に味が染み込んでおり具沢山で満足でした。

 

 

 

一息ついてここから長万部に向かおうとした時、思わぬ悲劇が。

 

 

 

 

13:44発の普通列車に乗(ったつもりにな)りその時を待っていたら、定刻になっても動かない。特急の通過を待っているのかな?と思って振り向いた瞬間・・・

 

 

 

 

長万部行きの電車はすでに駅を発っていた、、、

 

 

 

 

何が起こったかというと、1両のワンマン電車が隣り合わせで停まっており、2両編成と勘違いしたのでした。

私が乗ったのは長万部行ではなく函館行...。そもそもなぜ奥の車両に乗り込んだのか自分でも分からない。

 

 

 

追いつかないと室蘭本線に乗れないので特急に乗ることに。 

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想定外な2,640円の課金。しかし、コロナの影響で利用者数が昨年同時期と比べ最大75%減と苦しいJR北海道さんにお布施したと思えばいいでしょうか笑

 

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 特急"北斗"。この日ダイヤ改正が行われ"スーパー"の名が取れた。取る意味あるんかな?

長万部駅で降りダッシュでギリギリ乗り換え。

 

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山と山に挟まれた"秘境駅"小幌駅。日中はともかく夜にここで取り残されたらヤバそう。

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駅を出て15秒ほどですぐ次のトンネルに突入。

 

 

 

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"第2の故郷"室蘭の夜景で有名な新日石をはじめとする工場地帯。近年製造ストップなどで周辺地域の人口移動が顕著になっている。

 

 

私の祖父母が住む白鳥台はかつてベッドタウンとして栄えるも近年は高齢化・人口減に加えスーパーも撤退。市街地から約6kmと車が必須で、この先買い物難民が増えることは間違いなく今後がとても心配。2019年4月に再選された市長がコンパクトシティ化を推進しているのが余計に不安を掻き立てる。

 

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東室蘭駅。実に11年ぶりの利用

 

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意外にも室蘭駅を使うのは初めて。かつて長崎屋だったところがアークスに変わっていて時代の流れを感じる。

(中島店も閉店になって全面ドンキホーテにリニューアルされるとのことで寂しいです) 

 

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ウポポイ駅

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苫小牧で室蘭線に乗り換え

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スターホース量産地・安平

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岩見沢駅、立派な造りの割に中がスッカスカなのが残念。

 

 

 

(4日目)

函館 8:18→ 9:08 大沼公園(沼の家) 11:44 → 12:21 森 14:40 → 15:21 長万部 15:24 → 16:53 東室蘭 17:12 → 17:24 室蘭 17:40 → 17:53 東室蘭 18:04 → 19:22 苫小牧 19:54 → 21:20 岩見沢 21:44 → 22:19 白石

新たな通過駅:47駅

合計距離:372.1km

 

 

 

好天に恵まれ大沼公園駒ヶ岳、室蘭の工業地帯は非常に見応えあるものでした。森でワンマン列車に置いていかれた時は終わったと思ったけど命拾いしてホッとしました(^^;;

 

これで道南ルートは完走。しかし旅はここから本番、雪が降れば運休も待ったなしの道北・道東方面です。まず釧網線花咲線は早く復旧してくれ!

 

 

(④へ続く)

 

 

 

青春18きっぷ旅 in 北海道③[前編] 3/13 はるばる来たぜ

 

こんにちは!

 

 

これまでの2回は日帰りでしたがいよいよ泊まりがけの旅に出ました。

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3〜4日目のルート

 

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函館本線小樽駅近くで撮った車内。いくらコロナで外出が控えられているとは言えまさか1車両1人だけになるとは。

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小樽駅

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 いわゆる"山線"、森と吹雪をかき分けながらの運転。

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倶知安駅はやはりスキー場があるということで外国人観光客もそれなり。

 

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駅近くの「お菓子のふじい」でシュークリーム(216円)を食す。注文を受けてからカスタードを注入する。そしてせんべいを食べているかのようにサックサクなパイ生地。スイーツ好きとは言え菓子店でそこまでシュークリームを買わないが、これは今まででトップレベルの美味しさでした。

 

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絶対にかけてはいけないもの

 

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長い長い山間部を抜けて長万部に到着。何かと話題になったまんべくんのパネルが待ち受ける。



 

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前回紹介したはっぴーディアーズから中ノ沢駅に向かう道すがら貝殻。さすが漁業のまちは違う。

  

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長万部を出るといよいよ噴火湾を望む海岸ルートに。こんなくっきりと駒ヶ岳が見えるとは。

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札幌を出て約10時間でようやく函館に到着、港町なだけあって風が冷たい。敏感肌な人にとってはハンドクリームが必須である。

駅前の繁華街も金曜日なのに閑散としていて、市電の汽笛ばかりがクリアに響いていた。

 

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函館来たらやっぱこれでしょう。

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フトッチョバーガー(880円+税)

 

ついに挑戦。高さは大体30cmほどだろうか、八紘学園のソフトクリームとだいたい同じ高さである。

鐘を鳴らしてテーブルまで運んでくるので少し恥ずかしい。しかしフードファイトは恥を捨ててやるものである。ただ目の前の獲物に喰らいつくのみ。

 

構造は、レタス3枚・目玉焼き・ビーフパティ・コロッケ・ビーフパティ(で合ってるかな?)

 

カバじゃないのでこのまま食べられるのは不可能で、与えられたフォークとナイフでうまいこと食べなくてはいけない。かと言ってバラしすぎてもバーガー感がなくなるので適度に。

 

 

何とかパティ1枚+レタス2枚でギリギリかぶりつける位。パーツがそれぞれ重くお腹にのしかかってくるので長期戦は免れない。結局25分ほどかかって何とか撃破。見た目に違わぬ手強さでした。

 

 

 

 

(3日目)

札幌 9:40 → 10:25 小樽 10:53 → 12:10 倶知安 12:35 → 14:07 長万部 16:15 → 19:20 函館

新たな通過駅:60駅 

合計距離:286.3km

 

 

 

スキーしないから倶知安に行かないし、函館行くにも高速道路がメインなので、今回のルートは初物尽くしとなり非常に新鮮でした。はるばる来た甲斐があったと思います。

本当はあと半日ぐらい時間とって楽しみたいところですが、次の目的地が呼んでいるようなのでそちらに向かいます・・・

 

(③[後編]に続く)

お菓子の王国

 

どうもWatappeです。

 

 

 

 

 

現在絶賛電車旅の途中ですが、そこで立ち寄ったあるお店に注目した投稿を挟もうかなと思います!

 

 

その名も

 

 

はっぴーディアーズ(長万部町)

 

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長万部駅から国道5号&230号に抜けて函館方面に走ると、右手の方にひときわ目立つカラフルな建物が見えてきます。徒歩で50分かかったので車で5〜10分ほどでしょうか?

 

 

 

実は昨年7月のドライブ帰りに一度車で寄ったことがあるのですが、閉店間際に入るのは店側からすると迷惑だなと気を遣って入店しませんでした。すると入店した友人が「面白い」と言っていたので後悔。

そんなところに電車旅で立ち寄るチャンスが転がり込んできたのです。

 

 

 

ここはもともと中ノ沢小学校で、廃校を再活用して青華堂という製菓工場と併せて建てられたもの。

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ビレッジ●ンガードを彷彿とさせる店内。店内に流れる歌がまたクセ強い

 

様々なお菓子がある上に試食ができるので、お土産に迷ったら味比べしてみるのも良し。

(※試食乞食はやめましょう)

 

ちなみにコーヒーが無料で、私が訪れた時はゴボウスープを振る舞ってくれたりとサービスも素晴らしいです。ソフトクリームのトッピングが10種類以上置いてあったのもビックリ。

 

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どれもジンギスカンキャラメル並みに地雷感ある

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怖い(KONAMI感)

 

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せっかく来たからには何か買って帰ろうということで、おはぎとドラ焼きを購入。人気商品の「雪花青」を5個もプレゼントしてもらいました。

 

ちなみに昨年寄った時に食べたじゃがバターまんとホタテまんが「売れなさすぎて」残念ながら販売休止中とのこと、、、美味しかったんだけどなぁ(´Д` )

 

 

 

 

車だと噴火湾沿いは通過するだけでスルーされがちですが、はっぴーディアーズに寄らないのは損だと思います。子供から大人まで楽しめるのでぜひ行ってみてください!