青春18きっぷ旅 in 北海道④[前編] 3/22 スパカツを阻む鹿

 

どうもWatappeです。

 

 

新しい記事をアップし次第twitterに載せてはいるんですけど、効果はあるのでしょうか?ブログなんて自己満の世界だし金稼ぎでやってる訳でもないのでそこまで気にしていませんが。

一方で、こんな景色や食べ物があるんだと知ってもらえているならそれは嬉しいですし、なるべくそういうモノを取り上げたいなと思うのでご愛顧のほどよろしくお願いしますm(_ _)m

 

 

 

さて青春18きっぷ旅もいよいよ後半戦。ここからはむしろ自然との戦いといって良さそうです。

 

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5〜6日目のルート

今回の舞台は道東。

実はこのルートは不本意なものでして...詳細は後ほど(12日ぶり2度目)。

 

 

 

まず白石から滝川で根室本線に乗り換え富良野へ。

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青空が広がり山々が非常にくっきり見えていました。

 

2016年夏の台風で南富良野町をはじめ十勝地方にも甚大な被害が出ました。この影響で根室本線の東鹿越〜新得間は斜面崩壊や土砂流入等で不通となり、現在でも復旧の見通しは立っていません。

東鹿越だけでなく富良野からも新得までの代行バスが運行しており、そこに乗れば18時ぐらいに釧路に到着できたのですが、あえて東鹿越まで電車で行くことにしました。

 

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東鹿越で代行バスに乗り換え。そもそもあえて列車で東鹿越まで行く人ったら沿線の住民と、そうでなければ鉄道ファンぐらい。つまり俺も鉄道ファン(?)

 

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幾寅駅は高倉健さん主演「鉄道員」のロケ地らしい。鉄道員で思い出すのはヨーロッパリベンジの帰りに映画観て号泣する大泉さん

 

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新得駅新得といえば蕎麦ですが、そば通じゃないので何が特に美味しいとか正直分かりません笑

 

ここから帯広を経て釧路まで、途中の待ち合わせ時間を含めると5時間半も列車内にいるという苦行の始まり。

以前サッカーの応援後に磐田→府中と電車で5時間移動したので大丈夫だろと謎の自信が芽生える。

 

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浦幌のパチンコ店。一番消えてはいけない文字が消えてるよ・・・

 

 

 

 

 

その次の厚内駅を出て間もなく、凍りつくアナウンスが。

 

 

 

 

 

 

 

「只今、シカに衝突した模様です。安全確認のためお待ちください」

 

 

 

((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

どうやら海側から侵入してきたらしい。根室本線でシカと衝突することはままあるらしいが、まだ山間部でないのに珍しい、と車掌さんともう1人の地元民は言う。

 

車掌さんがサーチライトで照らしていると、シカが生きているという。一体どうやって線路と列車の間に挟まったのか???

さらに車両を見回しているうちに脱出して逃げたらしい。とんだ迷惑野郎だ。

 

 

 

おかげでこの旅のメインであるスパカツに暗雲が立ち込めた。20:30ラストオーダーのところ20:06釧路着とそもそもギリギリだったが、シカが邪魔したせいで釧路駅からダッシュしなくてはいけなくなった。

 

 

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20:21釧路着。走る。多分1km4分を切るペースだった(例えが悪い)

 

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何とかセーフ。ラストオーダー間近でも若者中心にまあまあ埋まっている。

 

スパカツ発祥の地「泉屋」のスパカツ(1,150円)。

鉄板に敷き詰められているので少し食べづらいが飛び散る油に気をつけながら食べる。アッツアツ。昼は蕎麦のみと空かした胃袋にカロリーの塊を間髪入れずぶち込んでいく。

意外にも15分ほどで平らげたが大盛り(+300円)にしたらえげつないことになりそう。ご馳走様でした。

 

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天気予報でよく映る幣舞橋を眺めて終了。

 

 

というわけで、てんやわんやしながら何とかスパカツにありつけたのでホッとしました。もし泉屋に入れなかったら冗談抜きに「Youは何しに釧路へ?」でした。

 

(④[後編]に続く)

 

 

青春18きっぷ旅 in 北海道③[後編] 3/14 ワンマン電車の罠

 

こんばんは!

 

 

引き続き道南シリーズの後編は青く澄み切った空の下スタート。

 

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函館朝市。ニュースでもやってましたが本当に人がいない・・・

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朝市の少し外れにある「ふれあいイカ市場」より函館山を眺める

 

五稜郭を抜けると常にこういう山脈が見えます。

 

 

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これは田畑ではなく小沼です。そう、大沼国定公園の一部。

 

 

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大沼公園駅で下車

 

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大沼といえばやっぱりこれでしょう。

 

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雪をかぶっている分3年前の春に見た時よりも見栄えが良かったです。

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鳥さん

 

天気もよく素晴らしい冬の大沼を満喫できました。


 

この日は大沼から森までが前日と違って内陸ルートとなっており駒ヶ岳をより近くから望むことができました。

そう言えば大沼も森も2000年代の西武のリリーフ陣にいましたね

 

 

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森駅の連絡階段から1枚。年賀状に使えそう

 

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「太田屋」という食堂で有名な汁入り焼きそば(600円)。しっかり麺に味が染み込んでおり具沢山で満足でした。

 

 

 

一息ついてここから長万部に向かおうとした時、思わぬ悲劇が。

 

 

 

 

13:44発の普通列車に乗(ったつもりにな)りその時を待っていたら、定刻になっても動かない。特急の通過を待っているのかな?と思って振り向いた瞬間・・・

 

 

 

 

長万部行きの電車はすでに駅を発っていた、、、

 

 

 

 

何が起こったかというと、1両のワンマン電車が隣り合わせで停まっており、2両編成と勘違いしたのでした。

私が乗ったのは長万部行ではなく函館行...。そもそもなぜ奥の車両に乗り込んだのか自分でも分からない。

 

 

 

追いつかないと室蘭本線に乗れないので特急に乗ることに。 

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想定外な2,640円の課金。しかし、コロナの影響で利用者数が昨年同時期と比べ最大75%減と苦しいJR北海道さんにお布施したと思えばいいでしょうか笑

 

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 特急"北斗"。この日ダイヤ改正が行われ"スーパー"の名が取れた。取る意味あるんかな?

長万部駅で降りダッシュでギリギリ乗り換え。

 

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山と山に挟まれた"秘境駅"小幌駅。日中はともかく夜にここで取り残されたらヤバそう。

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駅を出て15秒ほどですぐ次のトンネルに突入。

 

 

 

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"第2の故郷"室蘭の夜景で有名な新日石をはじめとする工場地帯。近年製造ストップなどで周辺地域の人口移動が顕著になっている。

 

 

私の祖父母が住む白鳥台はかつてベッドタウンとして栄えるも近年は高齢化・人口減に加えスーパーも撤退。市街地から約6kmと車が必須で、この先買い物難民が増えることは間違いなく今後がとても心配。2019年4月に再選された市長がコンパクトシティ化を推進しているのが余計に不安を掻き立てる。

 

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東室蘭駅。実に11年ぶりの利用

 

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意外にも室蘭駅を使うのは初めて。かつて長崎屋だったところがアークスに変わっていて時代の流れを感じる。

(中島店も閉店になって全面ドンキホーテにリニューアルされるとのことで寂しいです) 

 

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ウポポイ駅

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苫小牧で室蘭線に乗り換え

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スターホース量産地・安平

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岩見沢駅、立派な造りの割に中がスッカスカなのが残念。

 

 

 

(4日目)

函館 8:18→ 9:08 大沼公園(沼の家) 11:44 → 12:21 森 14:40 → 15:21 長万部 15:24 → 16:53 東室蘭 17:12 → 17:24 室蘭 17:40 → 17:53 東室蘭 18:04 → 19:22 苫小牧 19:54 → 21:20 岩見沢 21:44 → 22:19 白石

新たな通過駅:47駅

合計距離:372.1km

 

 

 

好天に恵まれ大沼公園駒ヶ岳、室蘭の工業地帯は非常に見応えあるものでした。森でワンマン列車に置いていかれた時は終わったと思ったけど命拾いしてホッとしました(^^;;

 

これで道南ルートは完走。しかし旅はここから本番、雪が降れば運休も待ったなしの道北・道東方面です。まず釧網線花咲線は早く復旧してくれ!

 

 

(④へ続く)

 

 

 

青春18きっぷ旅 in 北海道③[前編] 3/13 はるばる来たぜ

 

こんにちは!

 

 

これまでの2回は日帰りでしたがいよいよ泊まりがけの旅に出ました。

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3〜4日目のルート

 

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函館本線小樽駅近くで撮った車内。いくらコロナで外出が控えられているとは言えまさか1車両1人だけになるとは。

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小樽駅

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 いわゆる"山線"、森と吹雪をかき分けながらの運転。

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倶知安駅はやはりスキー場があるということで外国人観光客もそれなり。

 

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駅近くの「お菓子のふじい」でシュークリーム(216円)を食す。注文を受けてからカスタードを注入する。そしてせんべいを食べているかのようにサックサクなパイ生地。スイーツ好きとは言え菓子店でそこまでシュークリームを買わないが、これは今まででトップレベルの美味しさでした。

 

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絶対にかけてはいけないもの

 

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長い長い山間部を抜けて長万部に到着。何かと話題になったまんべくんのパネルが待ち受ける。



 

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前回紹介したはっぴーディアーズから中ノ沢駅に向かう道すがら貝殻。さすが漁業のまちは違う。

  

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長万部を出るといよいよ噴火湾を望む海岸ルートに。こんなくっきりと駒ヶ岳が見えるとは。

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札幌を出て約10時間でようやく函館に到着、港町なだけあって風が冷たい。敏感肌な人にとってはハンドクリームが必須である。

駅前の繁華街も金曜日なのに閑散としていて、市電の汽笛ばかりがクリアに響いていた。

 

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函館来たらやっぱこれでしょう。

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フトッチョバーガー(880円+税)

 

ついに挑戦。高さは大体30cmほどだろうか、八紘学園のソフトクリームとだいたい同じ高さである。

鐘を鳴らしてテーブルまで運んでくるので少し恥ずかしい。しかしフードファイトは恥を捨ててやるものである。ただ目の前の獲物に喰らいつくのみ。

 

構造は、レタス3枚・目玉焼き・ビーフパティ・コロッケ・ビーフパティ(で合ってるかな?)

 

カバじゃないのでこのまま食べられるのは不可能で、与えられたフォークとナイフでうまいこと食べなくてはいけない。かと言ってバラしすぎてもバーガー感がなくなるので適度に。

 

 

何とかパティ1枚+レタス2枚でギリギリかぶりつける位。パーツがそれぞれ重くお腹にのしかかってくるので長期戦は免れない。結局25分ほどかかって何とか撃破。見た目に違わぬ手強さでした。

 

 

 

 

(3日目)

札幌 9:40 → 10:25 小樽 10:53 → 12:10 倶知安 12:35 → 14:07 長万部 16:15 → 19:20 函館

新たな通過駅:60駅 

合計距離:286.3km

 

 

 

スキーしないから倶知安に行かないし、函館行くにも高速道路がメインなので、今回のルートは初物尽くしとなり非常に新鮮でした。はるばる来た甲斐があったと思います。

本当はあと半日ぐらい時間とって楽しみたいところですが、次の目的地が呼んでいるようなのでそちらに向かいます・・・

 

(③[後編]に続く)

お菓子の王国

 

どうもWatappeです。

 

 

 

 

 

現在絶賛電車旅の途中ですが、そこで立ち寄ったあるお店に注目した投稿を挟もうかなと思います!

 

 

その名も

 

 

はっぴーディアーズ(長万部町)

 

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長万部駅から国道5号&230号に抜けて函館方面に走ると、右手の方にひときわ目立つカラフルな建物が見えてきます。徒歩で50分かかったので車で5〜10分ほどでしょうか?

 

 

 

実は昨年7月のドライブ帰りに一度車で寄ったことがあるのですが、閉店間際に入るのは店側からすると迷惑だなと気を遣って入店しませんでした。すると入店した友人が「面白い」と言っていたので後悔。

そんなところに電車旅で立ち寄るチャンスが転がり込んできたのです。

 

 

 

ここはもともと中ノ沢小学校で、廃校を再活用して青華堂という製菓工場と併せて建てられたもの。

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ビレッジ●ンガードを彷彿とさせる店内。店内に流れる歌がまたクセ強い

 

様々なお菓子がある上に試食ができるので、お土産に迷ったら味比べしてみるのも良し。

(※試食乞食はやめましょう)

 

ちなみにコーヒーが無料で、私が訪れた時はゴボウスープを振る舞ってくれたりとサービスも素晴らしいです。ソフトクリームのトッピングが10種類以上置いてあったのもビックリ。

 

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どれもジンギスカンキャラメル並みに地雷感ある

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怖い(KONAMI感)

 

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せっかく来たからには何か買って帰ろうということで、おはぎとドラ焼きを購入。人気商品の「雪花青」を5個もプレゼントしてもらいました。

 

ちなみに昨年寄った時に食べたじゃがバターまんとホタテまんが「売れなさすぎて」残念ながら販売休止中とのこと、、、美味しかったんだけどなぁ(´Д` )

 

 

 

 

車だと噴火湾沿いは通過するだけでスルーされがちですが、はっぴーディアーズに寄らないのは損だと思います。子供から大人まで楽しめるのでぜひ行ってみてください!

 

 

 

青春18きっぷ旅 in 北海道②3/11 棚からぼたもち

 
おはようございます。

 

 

 

今回の投稿も日帰りです!

 

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2日目のルート

実はこのルートは不本意なものでして...詳細は後ほど。

 

 

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まだ薄暗い朝6時前に白石駅に到着。地下鉄白石駅から徒歩5分の自宅に住んでいる身としては、同じ駅名でこんな遠いのはちょっと許し難い。

 

とにかく眠い。

 

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岩見沢駅にはばん馬の銅像ばんえい競馬といえば今や帯広ですが、岩見沢でも2006年まで開催されていました。高速道路のサービスエリアにも同じような銅像があったような。

 

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人生初の旭川駅。なかなかモダンな造りをしている。さすがは北海道第2の都市と言われるだけある。
ここから富良野線へ乗り換え。

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美瑛あたりは丘の街らしく急激なカーブとアップダウンの連続。

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奥に見えるはファーム富田。冬だから当然だけどラベンダーも何も生えていないのがまた新鮮である。

 

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程なくして富良野に到着。ここから代行バスに乗り換えて新得へ、と行こうとした矢先・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

"低気圧による大雨・融雪の影響で東鹿越〜新得間の代行バスは運休です"

 

 

 

まさかの行き止まり。確かに前日の大雨で釧路・根室・網走方面の路線は全滅して復旧のメドが立っていなかったので少し嫌な予感はしていたのだが...

 

 

 

 

ただ幸運なことに札幌へ帰るのに滝川行きを利用する手があったので、すんなり代替策は決まった。

 

そして幸か不幸か富良野でランチを食べるチャンスが生まれたので、昨年自転車旅で富良野を訪れた時に"次来たら絶対行こう"と決めていた「唯我独尊」に向かいました。

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駅から徒歩3分という立地とは思えぬこの自然感がイイ。

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オム+ソーセージカレー(1,540円)

 

これは絶品でした。オムレツの中にチーズが入っていて口の中でとろける。カレーはそのまま食べると結構スパイシーで、卵と一緒に食べることでちょうど良い辛さになります。ソーセージも燻製のいい香りが漂う。

 

そしてここの面白いところは、ライスが余っている場合にカウンターで店員さんに"合言葉"を言うとカレールーをお代わりできるのです!

(ヒント)富良野を舞台にした超有名ドラマのセリフ

 

 

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赤平市の平岸。ア●マンショップはなかった模様

 

 

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赤平駅。ミスター鈴井貴之さんの自宅&"家"を必死に探しましたが、"家"を探すのが無駄な行為だったと10時間後に某番組で知らされるわけです。こんな説明でどうでしょう?

 

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滝川駅。駅前ビルはテナント空きだらけで商店街も人がまばら、コンビニもなし。国道12号まで出るとそれなりに賑わっているが、多くの列車が発着する駅にしてはあまりに閑散としすぎて寂しい。


 岩見沢区間快速に乗り換え白石で下車して2日目終了。

 

 

 (2日目)

白石 6:08 → 8:54 旭川 9:38 → 10:57 富良野 12:53 → 13:57 滝川 14:45 → 15:24 岩見沢 15:35 → 16:11 白石

新たな通過駅:49駅

合計距離:318.1km

 

 

 

本来であれば新得そばを食べて石勝線経由で帰るところが足止めを喰らいプラン変更。その代わりに絶品オムカレーを食べられたのでまあ良しとしましょう(^^)

 

 

 

ここから3回は泊まりがけになります。では!

 

(③へ続く)

 

青春18きっぷ旅 in 北海道①3/9 行先は決まっている。迷わず行こう

 

こんにちはWatappeです。

 

 

 

 

前回の投稿青春18きっぷで旅をするきっかけについて書きましたが、実際旅を始めるにあたって心配な事がありました。

 

 

新型コロナウイルスの感染要因の中に「風通しの悪い空間に人が密集する場所」というものがありますよね。それを踏まえると電車って中々まずいのでは...と最初は自分も思ったし、特に母親は私がウイルスをもらってくる事を心配しすぎるあまり

「行っても良いけど2週間は隔離ね」

とまで言い放つほど...それは流石に言い過ぎだw

 

 

でも、普通列車だと10分以内に1駅は停まってドアが開く=換気されるからそこまでリスクは高くないのでは?まして地方だと尚更空席が目立つから密集する事は少なくない?と感じて説得したらなんとかOKしてくれました\(^^)/

 

 

 

 

 

ではやっと本題!

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1日目のルート

 

今回の目玉は5月6日を最後に営業を終える札沼線新十津川駅

"日本で一番最終列車の早い駅"として有名ですが、札沼線の途中駅である北海道医療大学駅(当別町)から、終点の新十津川駅までの47.6kmが廃止となります。

 

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日本一終電が早いだけに、札幌から新十津川へ向かう電車もまあ早い。6時58分・札幌発石狩当別行きの普通列車に乗り遅れるとアウト。

 

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冬の田園風景

 

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キハ40の車内

国鉄時代の1977(昭和52)年にデビューした普通列車用のディーゼルカーで、4人掛けのボックスシートと天井の扇風機が特徴。

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40年以上前の車両だからってのもあるけど、"便所"って直球ストレートすぎるな笑

 

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大きなリュックとカメラを抱えたいわゆる鉄ヲタのみなさんでいっぱい。石狩月形駅では反対方向の列車とすれ違うタイミングだったため、一斉にレンズを向け渾身の1枚を撮りにかかる。その集中力は側から見てて十分伝わってきた。

 

 

 

 

 

 

ちょっと話が逸れますが...

ヲタクの方々はあるモノに対して並々ならぬ執着心を持っていて、自分の人生を乗っけているといっても過言ではない。世の中には

「ヲタクとかまぢ無理」「そんなことして何が楽しいの」

と心ない発言をする者もいるが、何かに没頭できること自体とても素晴らしいのであってそれを批判される筋合いは全くないと思います。誰だってヲタクと言えるほどの楽しみは持ってるでしょう?きっとそれが人生の支えにもなっているはず。好きなことはとことん楽しめば良いんです。

ただしパチスロだけは認めない

 

 

 

 

 

 

話を戻そう

 

 9時28分に新十津川駅に到着。

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駅の周辺は大きな病院や住宅地で特に秘境駅という雰囲気ではなかったです。

そしてこの線路はかつて石狩沼田駅まで繋がっていました。

 

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時刻表。ご覧の通り、始発にして終電は10時00分

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温かいお見送り。このタイミングで空席があるほどでしたが、営業終了に近付くにつれてどえらい混雑になること間違いなし。

 

 

これで帰るのは流石に味気ないので、ここから日高本線へ向かいました。

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苫小牧で乗り換えて鵡川まで。馬と山がシンボルの日高らしいデザイン。

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線路自体はありますが、2015年1月の低気圧接近に伴う高波で線路が流失した事で鵡川〜様似間が不通となり、2019年には廃止・バス転換の協議入りが決定されました。

 

残念ながら太平洋沿いを走る列車の姿を今後見られないことが事実上決まり、何より日高地方を卒業論文のフィールドにした身として、仕方ないとはいえ一度は乗ってみたかったという寂しさも覚えます。

 

 

 

というわけで長くなりましたが初日の旅はここまで!

 

 

1日目(3/9)

札幌 6:58 → 7:38 石狩当別 7:45 → 9:28 新十津川 10:00 → 11:17 北海道医療大学 11:29 → 12:15 札幌 12:28 → 13:37 苫小牧 14:32 → 15:02 鵡川 15:11 → 15:41 苫小牧 15:48 → 16:08 南千歳 16:24 → 16:27 新千歳空港 16:30 → 17:06 札幌

通過駅:50駅

合計距離:364.8km

 

 

 

 

たった1回電車旅をしたことで、あれだけ断固反対の姿勢をとっていた母親がウイルス感染を気にかけつつも否定的な意見を言わなくなったのです。やっぱ一歩踏み出してみるだけで大きく変わってくるもんですね(思い込み)

 

 

 

 

そういえば今年のコンサドーレのスローガンは"行先は決まっている。迷わず行こう"で、まさにこの言葉が今の自分にピッタリだなと。

この先の人生で電車旅はできてもこんな時間に余裕があるのは今しかない。だからこそ周りにとやかく言われて行かないという選択はあまりに勿体ないことと思います。

 

 

明日死んでも後悔しないように、あれが食べたいあそこに行きたいこれがしたいと思ったらやれ!

この心構えは常に持って、トラブルを恐れず道内各地を攻めて攻めて攻めて攻めて攻めまくりますよo(`ω´ )o

 

(②へ続く)

 

 

青春18きっぷ旅 in 北海道 ⓪なぜ"電車"旅?

 

どうも、Watappeです。

 

 

 

今まさに電車旅をしているところです!

 

 

 

 

 

 

 

前回の投稿で卒業旅行(海外)が潰れたと書きました。それで終わりにはできないと思って代わりになる旅行イベントを色々考える中であることに気づく。

 

「生粋の道民のくせに北海道知らないな」

 

 

 

札幌で生まれ育ち、遠出をするにも主に母の実家がある室蘭へ帰るぐらいで長距離移動をほとんど経験しないまま大学4年の春を過ごしています。

 

もともと本州志向ゼロの人間である上にコンサドーレを応援するうちに北海道にいない自分をますます想像できなくなった割には、札幌から普段外に出ないから正直北海道のことをよく分かってません(苦笑)

 

 

 

 

 

 

北海道で働くのに知らなさすぎてマズイなぁ...北海道に骨を埋めるとかぬかした事言ってる場合かよ...と考えてた私に希望の手を差し伸べた存在が

 

青春18きっぷ

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青春18きっぷは、日本全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席及びBRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできる切符。5日分使えるので1人で5日使ってもよし、5人で日帰り電車旅というとっっても便利な乗車券です。

2019年10月の消費税増税に伴い1枚あたり11,850円→12,050円に値上げしましたが、1日約2,400円でJR乗り放題と思えば破格すぎ。

3,4年前までは"青春18きっぷ"だから18歳までしか買えないとガチで思ってました()

 

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JR北海道の路線図(2020年3月11日現在)

この18きっぷを使って北海道の隅から隅まで訪れようと決めたのです。

 

 

 

 

ではなぜ"電車"旅なのか?

 

 

 

この時期の北海道は気温的に雪が融けては凍りの連続で車の運転は危険。そもそも3〜400kmをドライブするだけの気概と技術もなし(^^;)

当然自転車も使えないため自ずと旅行の手段が電車になるのです。

 

 

 

 

そして何より大きいのは「鉄路の縮小」。近年JR北海道は経営難による路線の廃止が相次ぎ、今ある路線もこの先いつ役目を終えるか分からないのが現状。国鉄時代から鉄道をその地域のシンボルと位置付けている自治体にとっては非常に深刻な問題でもあります。

 

 

だからこそってわけじゃないけど実際に乗って列車ごとに違った楽しみを体感したい!景色や沿線の名物を満喫したい!と思った次第でございます。俗にいうミーハーってやつ。

 

てなわけで随時旅の模様をアップしていくのでお楽しみに(^^)